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『タイタニック号の若きヴァイオリニスト-それでも僕は弾き続ける』

小笠原真司訳(2019年、英宝社)

原作 And The Band Played On by Christopher Ward

1912年4月15日未明、豪華旅客船タイタニック号は北大西洋上で沈没しつつあった。しかし、船上の8名の楽団員は演奏を止めなかった。その中に、わずか21歳のヴァイオリニスト、ジョック・ロー・ヒュームがいた。彼には故郷スコットランド、ダンフリースに婚約者メアリーがいた。メアリーは、その時妊娠しており、ジョックの死後女の子を出産する。それから、数十年が経過する。原作者クリストファー・ウォード氏は、ジョックとメアリーのことを調べる旅にでる。実は彼は二人の孫であり、成人して初めて祖父がタイタニック号で亡くなった楽団員の一人だったことを知ることになる。彼の母はなぜそのことをウォード氏に長い間語ろうとしなかったのであろうか。原作は、ジョックとメアリーを祖父母に持つ、クリストファー・ウォード氏によるファミリー・ヒストリーである。元新聞記者の彼は、ダンフリースそしてカナダのハリファックスへと足をのばし調査、二人の数奇な人生を解明した。原作名は、And The Band Played On で、英国で話題の書となった。『タイタニック号の若きヴァイオリニスト』は、タイタニック号で亡くなった楽団員ジョックを描いた、本邦初の本格的翻訳書である。

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小笠原 真司

〒852-8521

長崎市文教町1-14

​長崎大学 言語教育研究センター

固定電話番号 095-819-2094

携帯電話番号 090-7443-5282

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著者について

小笠原 真司

島根県邑智郡石見町(現 邑南町)出身
長崎大学言語教育研究センター教授
専門は、英語教育学、第二言語習得論、翻訳論

専門は英語教育学で、特に第二言語習得論や言語教育を中心に研究をしています。言語教育教授法の観点からCLIL (Content and Language Integrated Learning 内容言語統合型学習)にも関心があります。教科内容や研究内容を英語で教えるという視点から、英語の歌詞の研究、幕末の長崎の研究などを行い、著作としても出版しています。

 最近は翻訳の世界に入り、特にタイタニック号が沈む最期まで演奏を続けた楽団員関係の原書の翻訳をしています。現在2冊目の翻訳中ですが、翻訳作業のため、タイタニック号の事故に関しての研究もしています。楽団員関係の翻訳は、最終的には3冊の翻訳書を出版する予定です。

研究書・一般書

  1. 『外国語の非―常識』小笠原真司・廣江顕共編(2018年)(英宝社)

  2. 『龍馬と海国日本を夢見た男たち』小笠原真司著(2012年)(英光社)

  3. 『英米人・日本人のこころの歌』小笠原真司著(2011年)(英光社)

  4. ​『英語コミュニケーション教本-生活・文化・医療-』(2009年)小笠原真司・William Collins著(英光社)

  5. 『コミュニケーションのためのパターン別英文600』小笠原真司著(2004年)(金星堂)

  6. 『小学校の英語教育-指導者に求められる理論と実践』金森強編著(第11章執筆)(2003年)(教育出版)

獲得した科学研究費(研究代表者)

  1.  研究期間 令和2年度(2020年度)~令和4年度(2022年度) / 研究課題名 「CLIL的方法と3ラウンドの理論に基づく動画教材の制作と評価体系の構築」 / 研究種目名 基盤研究(C)(一般) / 課題番号 20K00859

  2. 研究期間 平成29年度(2017年度)~令和3年度(2021年度)(注)2年延長申請 / 研究課題名 「3ラウンドの理論に基づく教材開発と評価システムの構築」 / 研究種目名 基盤研究(C)(一般) / 課題番号 17K02930

  3. 研究期間 平成25年度(2013年度)~平成28年度(2016年度) / 研究課題名 「3ラウンド・システムを活用した学習者オートノミーの育成に関する実証的研究」 / 研究種目名 基盤研究(C)(一般) / 課題番号 25370633

テキスト・教材
(大学生・社会人用)

  1. Talking About Our Campus   Ogasawara et al. (2021)  Eihosha

  2. The Picture of Health   Ogasawara et al. (2015)  Nanundo

  3. Power Up Your English with CNN News  Ogasawara et al. (2015)  Asahi-shuppan

  4. Pioneers of Western –Style Medical Education and Modern Technology in Japan Ogasawara and Collins (2009) Eikosha

  5. 『Call 教材Campus Tour改訂版』 小笠原真司・奥田阿子 (2020) 長崎大学

  6. The World We Live In   Ogasawara et al. (2014) Eihosha

  7. English Songs of the Heart   Ogasawara and Collins (2014) Eikosha

  8. Let’s Make a Skit Presentation!  Ogasawara et al. (2013) Eihosha

  9. English Communication through Pop and Hometown Songs Ogasawara and Collins (2012) Eikosha

  10. Healing Our World   Ogasawara and Cutrone (2010) Nanundo

  11. Messages to Our Future   Ogasawara and Collins (2008) Kindeido

  12. Readings from Health and Nutrition News  Ogasawara (2006) Kindeido

主な論文(査読付き)

  1. 廣江顕・小笠原真司 (2019) 「小学校におけるパフォーマンス評価の可能性」JASTEC Journal No.38,129-144.

  2. 小笠原真司・宇都宮譲・丸山真純 (2017)「英語e-learning 教材必修化が大学生の英語学習に与えた影響-2回の質問紙調査を用いた主成分分析の結果よりー」Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.22, 71-91.

  3. Utsunomiya, Y., Maruyama, M. & Ogasawara, S. (2016) Estimating TOEIC Scores Using G-TELP Scores: A Bayesian Model in a Japanese National University. The Japan Language Testing Association Vol.19, 27-45.

  4. Ogasawara, S., Maruyama, M., Utsunomiya, U., & Collins, W.(2016)  Developing a Prediction Equation for the G-TELP Scores Using Linear Regression Model: A Comparison of Four Data from 2014 to 2015.  Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.21, 13-30.

  5. 小笠原真司・丸山真純・宇都宮譲(2015)「G-TELPからTOEICスコアを予測する回帰モデルの検証―2年間のデータから示唆されること」Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.20, 63-82.

  6. 小笠原真司・丸山真純 (2014)「G-TELP レベル3はどの程度TOEICスコアを予測できるか」 Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.19, 45-63.

  7. 小笠原真司(2014)「G-TELPレベル3によるTORICスコアの予測-回帰分析による予測式の作成と考察」『第二言語習得研究と英語教育の実践研究-山岡俊比古先生追悼論文集-』開隆堂、 147-160.

  8.  Collins, W., & Ogasawara, S. (2010) Conceptual Metaphor and Active-Matching as an Aid to Vocabulary Processing: Group Reports from a Classroom Task-Cycle. Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.15, 35-48.

  9. Collins, W., & Ogasawara, S. (2008) Raising Students’ Awareness of Clause Relations and Lexical Repetition in Persuasive Writing: Reports from Group Activities. Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.13, 1-16.

  10. 小笠原真司 (2006)「リピーティングを利用したリスニング指導に関するパイロットスタディ」Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.11, 13-26.

  11. Collins, W., & Ogasawara, S. (2008) Finding a Balance between Accuracy and Communicative Competence in Student L2 Production: The Role of Teacher Questions. Annual Review of English Learning and Teaching The JACET Kyushu-Okinawa Chapter No.9, 15-29.

  12. 小笠原真司(2000)「全学教育・英語コミュニケーションの授業における学習者インタラクションの効果」『英語教育学論集-青木昭六先生古希記念論文集-』桐原書店、 189-203.

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研究書・一般書

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『外国語の非―常識』

小笠原真司・廣江顕共編(2018年)(英宝社)

学校文法では語れなかった「分詞構文の非―常識」や原曲発見による「仰げば尊し」足掛け3世紀の謎の解明など、ことばに関する真実と謎を追い求めた論考14編からなっています。
小笠原執筆の「仰げば尊しの謎-原曲のルーツを探る-」では、「仰げば尊し」を「蛍の光」と比較し、「仰げば尊し」の日本語作詞者の解明をしています。さらに、足掛け3世紀にわたり、わからなかった原曲のルーツを探り、その分析をしています。

テキスト・教材

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Talking About Our Campus

スコットランドのエジンバラ大学、合衆国のカリフォルニア大学モントレーベイ校、ニューヨーク市立大学にて制作したDVDを用いて、4技能をバランスよく習得できるように工夫された大学生用の教科書。

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